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英国人ジャーナリスト ヘンリース・トークスが語る「世界史の中の日本」

『大東亜戦争は日本が勝った』

 

 1941年、日本はアジアで大英帝国を瞬く間に滅亡させてしまった。

非白人が、白人の植民地支配を覆したのだ。

対日戦争は、我が英国が勝利した戦争ではなかった。

日本軍は、大英帝国を崩壊させた。

英国人の誰一人として、そんなことが現実に起ころうとは、夢にも思っていなかった。

それが現実であると知った時の衝撃と屈辱は想像を絶するものだった。

 唯一の文明世界であるはずの白人世界で、

最大の栄華を極めていた大英帝国が有色人種に滅ぼされるなど、

理解する事の出来ない出来事だった。

「猿の惑星」という映画があったが、まさにそれが現実となった衝撃だった。

人間(=西洋人)の真似をしていた猿(=日本人)が、人間の上に立つ。

それが現実となったら、どのくらいの衝撃か、想像できよう。

それ程の衝撃を英国人に与えたのだ。

いや、英国だけではない。

西洋文明そのものが衝撃を受けた。

 

 私は、講演で何度も、この500年の歴史は、

「白人が有色民族を植民地支配した歴史だった」と語ってきた。

その500年の歴史を覆し、大英帝国を滅ぼしたのが日本であるならば、

その意義はもっと大きなスパン、世界文明史の様な観点の中で再定義されてしかるべきだ。

世界史では、様々な王朝や国家が勃興しては滅亡していった。

征服につぐ征服、侵略につぐ侵略が「世界史」でもある。

 

 その中で、特異な存在として浮かび上がる「日本」の姿が私には見て取れる。

日本は、大国の興亡の中で、太古からずっと一つの文明が一つの流れとして、

征服されることなく今日まで続いているのだ。

 もし、日本が大東亜戦争を戦わなかったら、日本も白人の植民地となっていたかもしれない。

もし、日本が大東亜戦争を戦わなかったら、アジアには未だに白人が支配する世界が広がっていたかもしれない。

そう考えてみると、大東亜戦争は「侵略戦争」か否かなどという些末な議論を超えて、

もっと大きな、世界文明史的な意義が見いだされよう。

つまり、白人による世界支配を終焉させ、人種平等の世界の実現へと舵を切らせる偉業を果たしたのが、大東亜戦争だったという事だ。

 

 これから未来に生きる日本の子供たち、まだ生まれていない未来の日本人のために、私はメッセージを伝えたい。

日本は、世界を侵略した犯罪国家ではない。

世界を侵略していたのは、この500年を取れば白人列強諸国だった。

日本はむしろ、その残虐非道な白人の世界侵略を覆した「正義の国」なのである。

それは白人キリスト教徒の史観からすれば、その支配を覆した悪魔の所業であった。

 歴史というのは、その立ち位置で認識も違ってくるものなのだ。

日本人が欧米キリスト教徒の史観を唯々諾々と受け入れる事はない。

日本は、日本の立場をこそ世界に向けて発信すべきなのだ。

特にマッカーサーによる占領後70余年の日本は、連合国戦勝史観で自らを洗脳し、呪縛してきた。

 私が今訴えたいのは、「その呪縛から解放されよ!」との一点である。

世界史の中での日本の来歴と大東亜戦争の意義を再考しようではないか。

また、世界史を日本の歴史と比較して、再検証してみようではないか。

その時にはじめて、今まで日本人も白人列強の側にいる者も気付かなかった大東亜戦争の姿を目にする事が出来る様になる。

日本人が、大東亜戦争を誇りをもって語れる日が到来する事を祈念して!

 

ヘンリー・S・ストークス

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【ヘンリー・S・ストークス 略歴】

1938年サマセット、グラストンベリー生まれ。

ウィンチェスター・カレッジとオックスフォード大学ニューカレッジにて教育を受けた。

1961年オックスフォード大学修士課程修了後、

1962年フィナンシャル・タイムズに入社。

1964年来日、フィナンシャル・タイムズ初代東京支局長(1964年-1967年)、

タイムズ(1967年-1970年)、

ニューヨーク・タイムズ(1978年-1983年)の東京支局長を歴任